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「時間を縮めて見る空」、美しい光景と音楽の調べ
時間を縮めて、空の動き様子を眺めることができる動画作品『The Sky in Motion』。
4分間の作品で、素敵な音楽も付いている。
いつも素晴らしい天文学関係の画像や動画を紹介してくれる、NASAのサイト『Astronomy Picture of the Day』が掲載していたものだ。
外国人の感想をちょっとだけ載せてみます。
・単に、この動画は私を驚かせます・・・
・これは本当に芸術です。
・この動画に、この音楽という選択。ブラボー。
・2009年はAstronomy(NASAのサイト)の国際年です。すばらしい!!天文学は宇宙の中でもっとも良い芸術だ。
・すばらしい・・・、この作品は、私に星を好きでいさせます。
すばらしい動画ですね。心が洗われました。
この動画はたぶん定点撮影したものを早送りしただけなのですが、すごいですね。
あらためて、宇宙の広大さや、宇宙の持つ独特の美しさや、不思議な魅力があるもんだなぁと考えさせられました。
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たくさんのオバマを作ってみた!!

米国大統領選の候補者たちは、この1年間というもの、顕微鏡にかけられているようなものだったが、ついに、Barack Obama上院議員の顔に合わせたピントはナノ・レベルに達した。
ミシガン大学機械工学科のJohn Hart准教授が、ナノ・リソグラフィーを使って作り上げたObama上院議員の顔は、それぞれが1億5000万本のカーボン・ナノチューブでできている。[サイトによると、1億5000万本とは、11月4日(米国時間)に投票すると見られる人々の数でもある]
「この技術を使えば、ほとんどすべての2次元図形を作ることができる」とHart氏は述べる。
Hart氏の研究室ではこの技術を、今回の大統領選に敬意を表して、Shepard Fairey氏の作品であり、今やあらゆる場所で見られるようになったObama上院議員の顔に適用した。
『nanobama.com』に掲載された画像に添えられた唯一のはっきりした政治的なメッセージは、冒頭の一言「vote for science」(科学に一票を)だけだ。
Hart氏のもっと真面目な研究の焦点は、ナノ材料を使って有用な電子機器を作る方法を見つけることにある。
「ナノチューブ自体は、おそらく人類が知る限りで最も強力な分子であり、その電気特性と熱特性も素晴らしい」とHart氏は言う。「しかし、独自の商業的用途を数多く実現するには、大量のナノチューブをまとめる効果的な方法が必要だ」
Hart氏は、誰もが思う存分ナノアーティストの喜びを得られるように、ここに挙げた以外に20種類のObama上院議員の顔のイメージを揃えた『flickr』用のセットを作っている。
ナノレベルで作られたバラク・オバマアメリカ合衆国第44代大統領。すごいですね。
「1億5000万本のナノ・リソグラフィーで作られている」また、この1億5000万本という数がオバマ氏に投票すると見られる人々の数でもあるというところもよくできているなと思っています。
「ナノチューブは、おそらく人類が知る限りで最も強力な分子であり、その電気特性と熱特性も素晴らしい」とあるように今後、私たちの生活を「変革」するような新素材がこのナノチューブかも知れません。
今後、さらに研究や実験が進み、実用化にいたれば人間の社会をもっと便利にしてくれそうです。
胃を手術で縮めて肥満解消?

ある実験的な処置によって、メスを使うことなく、糖尿病を発症する危険性のある人たちの体重を減らし、2型糖尿病へと進行する可能性を減らせるかもしれない。
米疾病管理センター(CDC)が10月31日(米国時間)に発表した報告書によると、米国ではこの10年間に糖尿病になる患者数が2倍に増加しており、その主な原因の1つは肥満だという。
運動量を増やし健康的な食事を摂ることによって、米国人の多くは糖尿病になるリスクを劇的に減らすことができるが、極度に太った人たちの場合は手術を受ける必要があるかもしれない。
外科手術で消化器官の一部を閉じることにより、患者が吸収する食物の量を制限することが可能だ。こうした処置を受けた患者は、時間が経つにつれ、かなり少量の食事でも満腹だと感じるようになる。
米国では1950年代から、極度の肥満者を対象に、肥満を抑制するための外科手術が開発され、年間1万例以上実施されているとされる。米国の医学事典『メルクマニュアル』の説明(日本語版)によると、「最もよくみられる手術は、縦にしばる胃形成手術および胃バイパス手術で……通常40〜60kgの体重減少が可能とされる」。胃は普通1200−1800ccの容量だが、手術後の胃袋は20−30cc。
だが、厄介な合併症を発症する可能性もある。その名の通りの悪質な疾患であるダンピング症候群(胃切除後に起こる症候群で、胃から小腸へ食物が急速に移動することにより、さまざまな症状が出ること)などだ。米国立衛生研究所(NIH)の試算では、減量手術を受ける患者の10〜20%が合併症のために追加手術を要し、1%が死亡するという。なお、胃バイパス手術の費用は4万ドルほどかかるという。
そこで、米Satiety社は新しい手術法を開発した。この手術法では、医師がメスで切開することなく、患者の胃の一部を内側から閉じられるようにする器具が使われる。この器具は、胃の噴門付近を狭くする。具体的には、内視鏡とともに口から挿入して、胃の組織を吸い込むことで胃壁に襞を作り、チタニウム製の止め金でその襞を固定して、噴門付近を狭くするのだ。
『transoral gastroplasty』(TOGA:経口胃形成術)と呼ばれるこの新しい技術では、通常の手術に比べて厄介な副作用がかなり少ないことが、複数の研究報告により明らかとなっている。現在Satiety社では、第3段階の臨床試験を実施している最中だ。この試験が完了すれば、米食品医薬品局(FDA)がTOGA技術を承認するかもしれない。
アメリカの科学技術はすごいな。
だけれども、糖尿病を発症を抑制するために、胃を縮めてしまうのは大丈夫なのだろうか。
「厄介な合併症を発症する可能性もある。減量手術を受ける患者の10〜20%が合併症のために追加手術を要し、1%が死亡するという」とあるように十分に危険性もあるようだ。
それに、肥満の抑制ならば、適度な食生活や運動も行うべきだろう。
単純に手術によって肥満を解消してしまうのは、肥満の進むアメリカの場合しょうがないのかも知れないが、まずは、アメリカ人自身が自分のライフスタイルを見直すべきだと思う。
それにしても、この技術が実用化されれば、人間の寿命は飛躍的に伸びるだろう。
医療技術の進歩によって人間の寿命はどこまでのびるのだろうか。
「ご近所の恒星系」、地球似の惑星が存在する可能性も
太陽系から9番目に近いところにある恒星系は、太陽系との共通点が多く、地球に似た惑星が存在する可能性が指摘されている。
SETI研究所とハーバード・スミソニアン宇宙物理学研究所の天文学者たちが10月27日(米国時間)に発表したところでは、太陽から約10.5光年離れた「エリダヌス座イプシロン星(Epsilon Eridani)」には2つの小惑星帯があり、その形状は大きな惑星の影響を受けていると考えられるという。
さらに、中心に近いほうの小惑星帯の内側にも、今はまだ発見されていないもっと小さな惑星群が存在する可能性があることから、宇宙生物学者はこの恒星系に興味をそそられている。
「この恒星系は、生命が初めて地球に誕生した頃の太陽系とよく似ていると思われる」と、SETI研究所のDana Backman氏は声明の中で述べている。
生命が初めて地球に誕生した頃、海王星の外側にあるカイパーベルトは、今よりもはるかに大きかった。やがてカイパーベルトの天体の多くは、約40億年前の後期重爆撃期と呼ばれる時期に、太陽系の中心近くへと引き込まれていった。このとき、岩石惑星に大きな小惑星が大量に衝突してクレーターを作った。
また、地球に大きな天体が衝突して宇宙空間に大量の物質が放出され、月が誕生したと考えられている。
エリダヌス座イプシロン星恒星系の進化は、こうしたプロセスがどこまで普遍的かを理解する上での手掛かりとなりうる。それが重要なのは、われわれの太陽系の中に、灼熱地獄になるほど太陽に近くはないが、現在あるような生命を維持するのに十分なエネルギーを獲得できる、ほどよい距離を保った惑星、つまり地球が存在するからだ。
似たような恒星系ならそのうちに、生命が存在するのに最も適した領域にある軌道を、惑星が運行するようになるかもしれない。
ロマンですね・・・
「太陽から約10.5光年離れた」ものすごく遠い距離ですね。気が遠くなりそうですね。本当にそんな地球似の惑星が見つかることはあるのでしょうか?
まぁ、僕らの生きてる間に見れればいいなとは思いますが、ものすごくロマンを感じさせるニュースですね。
SETI研究所とハーバード・スミソニアン宇宙物理学研究所の天文学者たちが10月27日(米国時間)に発表したところでは、太陽から約10.5光年離れた「エリダヌス座イプシロン星(Epsilon Eridani)」には2つの小惑星帯があり、その形状は大きな惑星の影響を受けていると考えられるという。
さらに、中心に近いほうの小惑星帯の内側にも、今はまだ発見されていないもっと小さな惑星群が存在する可能性があることから、宇宙生物学者はこの恒星系に興味をそそられている。
「この恒星系は、生命が初めて地球に誕生した頃の太陽系とよく似ていると思われる」と、SETI研究所のDana Backman氏は声明の中で述べている。
生命が初めて地球に誕生した頃、海王星の外側にあるカイパーベルトは、今よりもはるかに大きかった。やがてカイパーベルトの天体の多くは、約40億年前の後期重爆撃期と呼ばれる時期に、太陽系の中心近くへと引き込まれていった。このとき、岩石惑星に大きな小惑星が大量に衝突してクレーターを作った。
また、地球に大きな天体が衝突して宇宙空間に大量の物質が放出され、月が誕生したと考えられている。
エリダヌス座イプシロン星恒星系の進化は、こうしたプロセスがどこまで普遍的かを理解する上での手掛かりとなりうる。それが重要なのは、われわれの太陽系の中に、灼熱地獄になるほど太陽に近くはないが、現在あるような生命を維持するのに十分なエネルギーを獲得できる、ほどよい距離を保った惑星、つまり地球が存在するからだ。
似たような恒星系ならそのうちに、生命が存在するのに最も適した領域にある軌道を、惑星が運行するようになるかもしれない。
ロマンですね・・・
「太陽から約10.5光年離れた」ものすごく遠い距離ですね。気が遠くなりそうですね。本当にそんな地球似の惑星が見つかることはあるのでしょうか?
まぁ、僕らの生きてる間に見れればいいなとは思いますが、ものすごくロマンを感じさせるニュースですね。
真空中で粘着テープを剥がすとX線が発生する
『Nature』誌は時として、科学の片隅とも言うべき、ほこりが溜まった奇妙な部分に光を当てることがある。そして読者は、想像を絶するほど奇妙な生き物や実験に目が釘付けになる。
同誌の10月23日号では、カリフォルニア大学ロサンゼルス校の2人の研究者の奇妙な記事を 7ページにわたって掲載している。この2人は、X線を生成するという目的のためだけに、1秒間に3センチの速さで粘着テープを真空中で引き出す装置を開発したのだ。
驚くことに、本当にX線が生成される。動画でその様子を確認しよう。
摩擦ルミネッセンス[摩擦などで生成されるエネルギーによって引き起こされる発光]に関するより優れた理論を追求することは、たとえば地震断層など、スティックスリップ摩擦[引っかかりと急激な滑りを繰り返す運動で生じる摩擦]を生じる2つの表面の接触面における電子の振る舞いをより深く理解することにつながる可能性があるという。
粘着テープは、暗い部屋のなかで勢いよく剥がすと発光することが以前から知られている。Natur誌によると、研究チームは、粘着テープの摩擦ルミネセンス特性を調べて、真空中で粘着テープをはがしたときに解放されるエネルギーが、X線領域にまで広がっているのを観測。
この結果を受けて、市販の『スコッチテープ』をはがす際の発光をX線源として撮影することを目的とした専用の実験装置を開発した。なお、十分なX線量を得るためには真空中で実験を行う必要があり、一般の人が普通の環境でテープを剥がしてもX線被爆を起こすことはないとなっている。
すげー。
だけど何が凄いのかはよくわかりません。
とりあえず、粘着テープは凄いってことらしい。